パレード隊列にICBMなし 北朝鮮、米に配慮か

09/09 12:55 更新

 建国70年の記念日を迎えた北朝鮮は、9日に軍事パレードを開催してANNなど各国のメディアに公開しました。アメリカを射程に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)は登場しませんでした。  軍事パレードのイベントは午前10時ごろ、平壌の金日成広場で始まりました。金正恩委員長はパレードを観閲しましたが、演説はしませんでした。演説したナンバー2の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は、経済重視の姿勢をアピールして核やミサイルについての発言はありませんでした。軍事パレードは、6月に行われた金委員長とアメリカのトランプ大統領の会談の後、初めてになります。登場するかどうかが注目されていたICBMは公開されませんでした。北朝鮮とアメリカの非核化協議が難航するなか、アメリカに配慮した可能性があります。また、パレード終了後には金委員長と中国共産党序列3位の栗戦書常務委員が登壇して互いの手を取り合って掲げるなど、中国との蜜月ぶりをアピールする場面もありました。