【報ステ】香港で大規模デモ“容疑者引き渡し”条例

06/10 23:30 更新

 香港では9日、『逃亡犯条例』の改定に反対するデモが行われ、主催者の発表では103万人の市民が参加し過去最大規模となった。今回の『逃亡犯条例』の改定では、香港で逮捕された刑事犯の中国本土への移送を可能にするというもので、“政治犯は含まない”としている。しかし、人々は、中国政府に都合の悪い人は恣意(しい)的な容疑で逮捕され、共産党の支配下にある司法で裁かれることになるのではないかと懸念している。国際的なビジネス拠点の一つである香港には多くの外国人がいて、デモには外国人も参加していた。デモに参加したイギリス人は「香港政府に統治権がなく、中国政府の命令で法律が作られていく」と不安を口にする。逮捕者も出た今回のデモだが、主催者側は改定案が議会に提出される12日にも大規模な抗議集会を呼び掛けている。