習主席「対話通じ紛争解決を」北朝鮮“名指し”避け

05/15 11:47 更新

 北朝鮮への対応の鍵を握る中国では、世界130カ国以上が参加する経済会議「一帯一路」サミットが最終日を迎えました。北京から報告です。  (長谷川由宇記者報告)  開幕直前のミサイル発射でメンツを潰された形の中国ですが、表向きは平静を装っています。首脳を集めた会議の冒頭で、習近平国家主席は「対話を通じて紛争を解決し、地域の安全と安定をともに守るべきだ」と発言しましたが、北朝鮮を名指しはしませんでした。また、発射から丸1日が経過した現在でも、中国の主要な新聞はミサイルについて報道していない状況です。一方、北朝鮮側が今回の会議に派遣した代表団も沈黙を貫いています。ただ、14日の中ロ首脳会談ではカメラが退出した後に、北朝鮮問題について相当、突っ込んだ議論があったことがロシア側の発表で明らかになりました。新たな経済協力により、地域の発展と安定を目指すという習主席の晴れ舞台ですが、皮肉にも北朝鮮のミサイルの脅威に水を差されることになりました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2017