国連「核兵器禁止条約」採択も…“核軍縮”遠く

07/08 10:55 更新

 国連で核兵器を法的に禁止する条約が史上初めて採択されました。交渉には核保有国や日本は参加していません。  国連本部で開かれていた核兵器禁止条約の交渉会議は7日、核兵器の「開発」や「使用」のほか、「核兵器を使用すると威嚇すること」などを禁じる条約を賛成多数で採択しました。「威嚇の禁止」は、「核の抑止力」という考え方を否定する踏み込んだ内容です。また、前文には「被爆者にもたらされた受け入れがたい苦しみと被害に留意する」と明記しました。  被爆者・サーロー節子さん(85):「ありがたいと同時に…ごめんなさい、言葉が出てこないです」  しかし、アメリカなどの核保有国や「核の傘」に頼る日本などは、この条約を批准しない見通しです。実際の核軍縮への道筋はつけられていません。