日本に一歩も引かない姿勢 修復のカギは“北朝鮮”

01/10 17:15 更新

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、徴用工問題について初めて言及し、「日本政府はもっと謙虚であるべき」と批判しました。ソウルから報告です。  (良永晋也記者報告)  (Q.10日の文大統領の会見から見えてくる韓国政権は今年、日本とどういう関係を作っていこうとしているのか。何か見えてきたものはあるのか?)  文大統領の会見からは明るい材料は見付けられませんでした。しばらくは厳しい時間が続くとみられます。韓国では3月1日に日本からの独立運動100周年の記念日を控えています。文大統領も過去の歴史に会見で触れまして、とりわけ、歴史問題では日本に一歩も引かないぞという姿勢を見せました。しかしながら、2時間ほどに及んだ会見のなかで日本に触れたのは実はこの一度だけです。つまり、最優先は日本との関係ではなく、あくまで国内の経済問題と北朝鮮問題です。ただ、その北朝鮮が関係修復のきっかけになる可能性もあります。文大統領は北朝鮮の非核化には日本の協力が欠かせないと繰り返し発言してきましたし、アメリカが「お前ら、仲良くしろ」と言ってくる可能性もあるわけです。とにかく、問題山積の日韓関係ですが、「それはそれ」として置いといて、協力関係をこれから築いていけるのかは、結局のところ、両首脳の決断にかかっているといえます。