米朝会談へ緊迫の舞台裏 厳重警備で“入口封鎖”

06/11 17:02 更新

 米朝首脳会談まで、いよいよ12日に迫っています。シンガポールから報告です。  (渡辺宜嗣キャスター報告)  11日午後2時の気温が32.7度、湿度61%のシンガポールです。東京23区とほぼ同じ国土面積に560万人の人口を抱えるシンガポール。世界の金融センターに今、世界中の視線が集まっています。日本でも大変、有名なホテルがあります。屋上にプールがある「マリーナベイ・サンズ」です。そして、観光スポットのマーライオンがあります。日本時間12日午前10時から行われる歴史的な世界で初めての米朝首脳会談。両方の国は、それぞれ10日にトランプ大統領も金正恩委員長もシンガポールに入り、11日も関係者が慌ただしい動きを見せています。  渡辺宜嗣キャスターが見た会談直前のシンガポール。トランプ大統領が宿泊しているホテルから約1キロ離れたセントレジスホテル。ここに北朝鮮の金委員長が宿泊している。ホテルに通じる道にはチェックポイントが作られて車止めがあり、さらには車の中まで入念にチェックが行われている。私たちの取材クルーが10日の夜に妹の金与正(キム・ヨジョン)氏の姿を確認している。金委員長の動きというのは全く事前には読めないが、何らかの動きがこの後にあるものと思われる。そして、渡辺キャスターは会談が行われるセントーサ島へと向かった。セントーサ島のカペラホテルの入り口。チェックが入っている。ここがカペラホテルへ通じる道だがが、ここから中には入れないということだ。すべての車、メディアはすべて、ここでシャットアウトしているということだ。厳戒態勢のなか、いよいよ12日に迫った首脳会談。だが、その交渉の難しさからなのか、前日の11日も米朝の実務者協議が続いていた。出席者はアメリカ側がソン・キム氏。北朝鮮側はチェ・ソンヒ氏。お互いにお互いの手の内をよく知り合っている同士の実務者が非核化を巡って、最後の調整を今、ホテルの中で続けている真っ最中だ。