全米で9.11追悼式典 テロから17年“新たな懸念”も

09/12 05:50 更新

 2001年のアメリカ同時多発テロから17回目の9月11日を迎えたアメリカでは、追悼式典が行われました。テロから時間が経った今、現地では「新たな懸念」が広がりを見せています。  ニューヨークなどアメリカ各地で式典が行われ、約3000人の犠牲者を悼みました。関係者の苦しみは今も続いています。当時、現場にいた人で、その後にがんを発症した人はこの3年間で2倍以上に増加しています。先月、アメリカ疾病予防センターは事件の生存者や救助に関わった人などでがんを発症した人が1万人近くに上ると発表しました。当時、現場で長時間、作業にあたった警察官は舌がんで苦しんでいます。  救助にあたった警察官:「2008年に食べ物を飲み込めないと感じるようになった。食べることができなかった」  現場で火災によって出た化学物質ががんを誘発した可能性があるとみられています。  マイケル・クライン医師:「(一般の人と比べて)がんの発症率は20%から30%程度、高いとみています」  因果関係は立証されていませんが、がんの発症者は今後もさらに増えるとみられています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2018