シリア非難決議案を否決 安保理でロシアが拒否権

04/13 11:46 更新

 国連の安全保障理事会はシリアでの化学兵器の使用を巡り、アサド政権に調査の受け入れを求める決議案について採決しましたが、ロシアが拒否権を行使して否決されました。  安保理は12日、シリアでの化学兵器の使用を非難する決議案を採決しました。決議案はアメリカやイギリスなどが提出し、アサド政権に対して空軍基地への立ち入り調査の受け入れや飛行記録の提出などを求めました。日本を含む10カ国が賛成しましたが、アサド政権の後ろ盾であるロシアは「決議案はアメリカのミサイル攻撃を正当化することになる」として、拒否権を行使したため廃案になりました。  イギリス、ライクロフト国連大使:「国際社会とともに化学兵器の使用を非難することよりも犯罪者を擁護することを選んだロシアに弁解の余地はない」  シリア問題を巡って、ロシアが拒否権を行使したのは今回が8回目です。