金正男氏の遺体引き渡し先「重要事案なので未定」

03/11 17:41 更新

 金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシアの警察は10日、殺害された男性の身元を正男氏と確認したと発表しましたが、遺体の引き渡し先などはまだ明らかにされていません。  (小林理記者報告)  遺体が安置されている病院の前では、遺体の身元が正男氏と確認されたことを受けて、病院の前に集まっているメディアの数もこれまでよりも増えている状況です。今後、遺体がどうなるかについてですが、国家警察は「保健省が決める」としています。その保健省の副大臣は、地元紙のザ・スターに対して「通常であれば家族に引き渡すが、今回は重要な案件なのでまだ決まっていない」と話しています。10日、警察は正男氏の家族の協力を得て身元確認したとお伝えしましたが、改めて確認したところ、マレーシア警察は身元確認の具体的な方法は明らかにしませんでした。地元紙のニューストレーツタイムズは、遺体の目や唇近くのほくろの位置が身元確認の補助的な証拠になったと伝えています。一方、北朝鮮側の身元確認に対する反応はまだ出てきていません。遺体のパスポートの名義であるキム・チョル氏としての引き渡しを求めていて、今後もマレーシアと北朝鮮の間で遺体を巡る駆け引きが続くことになります。