「首脳合意の本質ゆがめる」ロシアが総理発言に抗議

01/10 11:50 更新

 安倍総理大臣が北方領土のロシア人住民は帰属が日本に変わることについて理解が必要だなどと発言したことに対し、ロシア外務省が抗議しました。  ロシア外務省によりますと、ロシアのモルグロフ外務次官がロシアに駐在する日本の上月大使を呼び、北方領土を巡る安倍総理の発言を踏まえて「首脳間の合意の本質を著しくゆがめるものであり、両国民を混乱させる」と抗議しました。そのうえで、北方領土に対するロシアの主権を含む第2次大戦の結果を無条件に受け入れるべきだと主張しました。今月下旬に予定されている日ロ首脳会談を控え、ロシア国内では北方領土の引き渡しに反対するデモが全土で計画されていて、世論に配慮を示す狙いもあるとみられます。