ロシア“反政権”記者を拘束 大手3紙が異例の抗議

06/11 10:31 更新

 ロシアで当局の汚職疑惑を追及していた記者が違法薬物を販売していた容疑で拘束されました。ロシアの有力新聞3紙は共同で抗議声明を出しました。  プーチン政権に批判的で当局の汚職疑惑の調査報道で知られるイワン・ゴルノフ記者(36)は6日、モスクワ市内で違法薬物を販売目的で所持していたとして拘束されました。捜査当局は自宅からもコカインなどが発見されたと発表しましたが、インタファクス通信によりますと、ゴルノフ記者は容疑を否認していて、手や爪からも薬物は検出されなかったということです。この件について10日、ロシアの大手3紙は1面で「事実無根だ」とする共同声明を発表しました。メディア統制が厳しいプーチン政権のもとで大手紙が反旗を翻すのは異例です。また、市民からも「言論の弾圧だ」と非難する声が上がっていて、12日にはロシア全土で大規模なデモが計画されています。