正恩氏が中朝国境視察 核から経済シフトアピールか

06/30 11:09 更新

 北朝鮮の金正恩委員長は中国に近い黄海の島を視察し、農場の近代化や病院などのインフラ整備を指示しました。  30日付の労働新聞は、金委員長が北朝鮮の最西端にある平安北道薪島郡(ピョンアンホクドウシンドグン)のアシ農場や、軍の部隊を視察する写真を掲載して大きく伝えました。金委員長はアシの生産の課題と方針を示し、「工程の機械化を積極的に実現すべきだ」と強調したということです。また、病院や学校を整備する必要性を訴え、建設に朝鮮人民軍を投入するよう指示しました。12日の米朝首脳会談の後も非核化に向けた具体的な動きが見えないなか、北朝鮮としては、核・ミサイル開発から経済発展に軸足を移す姿勢をアピールしたものとみられます。