閣僚入国拒否で オランダとトルコの関係悪化

03/14 11:52 更新

 オランダ政府が先週末、政治集会に参加しようとしたトルコの閣僚の入国を認めなかったことをきっかけに両国の間で緊張が高まっています。  トルコでは来月、憲法改正法案の是非を問う国民投票が行われます。問題の発端は、エルドアン大統領がオランダで暮らすトルコ系住民に在外投票で賛成票を投じるよう訴えるため、閣僚を派遣しようとしたことです。大統領の権限を強化するこの法案はトルコ国内でも賛否が分かれていて、オランダ政府は「国内対立を持ち込むべきではない」として、トルコの外相が乗った飛行機の着陸を拒否するなどしました。これを受けて、エルドアン大統領がオランダを「ナチスの残党」と非難し、オランダ側が謝罪を求めるなど対立が深まっています。トルコ側は13日、2国間の高官レベルの交渉を一時、中止することも決めました。