「息できない」視界悪く事故多発 インド大気汚染

11/10 18:13 更新

 インドの首都ニューデリーで過去最悪レベルの大気汚染が発生し、街はまるで霧が掛かったように真っ白となっている。視界の悪さから追突事故も相次いでいる。  白くかすむ建物。昼間からライトを付けて走る車やバイク。どこもかしこも 白くかすんでしまったのがインドの首都ニューデリー。今、インドでは深刻化する大気汚染が国を揺るがしている。悪化の原因、それは大気汚染物質「PM2.5」。一部地域ではWHO(世界保健機関)が危険と定めている基準値の38倍に達した所もあったという。地元メディアによると、大気汚染による視界不良で幹線道路では多重衝突事故が発生。また、空の便や鉄道にも遅れなどの影響が出ているという。  全インド医科大学長:「汚染レベルが上がれば、突発の呼吸不全になる人たちが増加するでしょう」  この事態に政府は8日、すべての学校を12日まで休校にする緊急の措置をとった。車の排ガスやインド北部の農家で行われる野焼き。さらに、工場が増え続けたことも汚染の原因だとされている。