EU離脱「延期」可決も 英首相打つ手は?混迷続く

03/15 05:50 更新

 イギリス議会は、2週間後に迫っているEU(ヨーロッパ連合)からの離脱期限の「延期」を採決して可決しました。議会前から報告です。  (山上暢記者報告)  イギリス議会は「離脱期限の延期」という選択をしました。採決では賛成413票、反対202票で可決されました。期間は6月末までの見通しです。ただ、この延期にはEU側の同意が必要なほか、そもそもEU側は離脱協定案の再交渉に応じる姿勢を今は見せていません。こうしたなか、メイ首相は来週に2度も否決をされた離脱協定案をもう一度、議会に諮る方針です。メイ首相にとってみれば、自身に反対する勢力に対してここで否決をすれば延期の期間はさらに長期化する恐れがあると牽制(けんせい)をする狙いがあるとみられますが、情勢は不透明です。イギリス議会は、今週に入ってから離脱協定案の否決や合意なき離脱の回避など様々な選択をしてきました。ただ、結局、混沌とする現状に全く変わりがなかったという状況です。