米軍支援の部隊、「イスラム国」支配地域を奪還へ

09/09 23:03 更新

 アメリカ軍が支援するクルド人主体の部隊「シリア民主軍」が、過激派組織「イスラム国」が支配するシリア東部デリゾールの奪還作戦を開始しました。  シリア東部のデリゾールは、イラクとの国境に近い油田地帯にあり、劣勢にある「イスラム国」の幹部や戦闘員がラッカやイラクのモスルなどから多数、集結しているとみられています。こうしたなか、アメリカ軍が支援するクルド人主体の部隊「シリア民主軍」は9日、デリゾール奪還作戦の開始を宣言し、「イスラム国」にさらなる攻勢をかける構えです。一方、シリア国営メディアは、アサド政権軍が9日にデリゾール南西のテイム油田を「イスラム国」から奪還したと伝えています。デリゾールでは、ロシアやイランが支援するアサド政権軍も攻勢を強めていて、今後、アサド政権軍とシリア民主軍との間で緊張が高まる恐れもあります。