中国とポルトガル 「一帯一路」協力で覚書締結

12/06 16:11 更新

 中国の習近平国家主席は、経済圏構想「一帯一路」でポルトガルと協力する覚書を締結しました。アメリカとの貿易摩擦の再燃が懸念されるなか、EU(ヨーロッパ連合)との関係強化を図る狙いです。  習主席は4日からポルトガルを公式訪問し、レベロデソウザ大統領と会談しました。習主席は「『一帯一路』の枠組みの協力を全面的に強化する必要がある」と強調し、レベロデソウザ大統領は「ポルトガルは『一帯一路』の陸上・海上ルートでヨーロッパのハブになりたい」と応じました。共同声明によりますと、アフリカやラテンアメリカなどでも共同事業を積極的に行うということです。中国の特別行政区であるマカオは来年、ポルトガルから返還20年の節目を迎えます。アメリカとの貿易摩擦の再燃が懸念されるなか、中国は友好国のポルトガルを取り込んでEUとの関係を強めたい考えです。