中国「多くのマイナス生じる」米のINF脱退方針受け

12/06 13:58 更新

 アメリカがINF(中距離核戦力)の全廃条約を破棄する方針を示したことについて、中国政府は「多くのマイナスが生じる」と懸念を示しました。  中国外務省は、会見で「INF全廃条約は核軍縮や世界の安定維持のため、重要な役割を果たした」と評価したうえで「一方的な破棄で多くのマイナスが生じる」とアメリカを批判しました。また、アメリカが、中国がINF全廃条約への参加を拒否したとしていることについては「INF全廃条約は米ソが締結した二国間条約であり、中国は多国間化に反対だ」と述べ、参加しない意向を強調しました。アメリカはINF全廃条約からの脱退理由について、ロシアの条約違反に加えて、条約に参加していない中国が中距離核戦力の開発を進めて軍事的優位を握ろうとしていると主張しています。