リ氏に名義貸しの会社 「北朝鮮大使館の依頼」

03/10 08:00 更新

 金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件を巡り、逮捕・釈放されたリ・ジョンチョル氏(46)を雇用していたマレーシアの会社幹部が「数年前に名義貸しを北朝鮮大使館から依頼された」と明らかにしました。  リ氏は正男氏の殺害に関わったとして逮捕されましたが、証拠不十分で釈放され、国外退去処分になりました。リ氏はクアラルンプール市内で、北朝鮮や中国から健康食品を輸入して販売する会社の社員としてマレーシアに入国していましたが、勤務実態はありませんでした。この会社の女性幹部がANNの取材に初めて応じ、「数年前に北朝鮮大使館に依頼され、名義を貸した」と証言しました。また、「他の北朝鮮籍の10人にも名義を貸したが、会ったこともない」と話しています。会社の代表は1992年に北朝鮮を訪問したのをきっかけに、貿易を始めたということです。