“米朝緊迫”キューバ危機に学ぶ!核戦争回避策とは

09/08 21:02 更新

 9日は北朝鮮の建国記念日です。さらなる弾道ミサイルや、核実験の可能性はあるのでしょうか。北朝鮮の挑発行為に関係国は警戒を強めています。  アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日午後、神奈川県の横須賀基地を出港しました。北朝鮮の挑発行動を牽制(けんせい)する狙いで、日本海に展開する可能性があるとみられています。関係各国で北朝鮮に対する警戒が強まるなか、北朝鮮メディアが日米韓を批判する新たな声明を出しました。「不公正な国際秩序を正すべきだ」。さらに、国連の安全保障理事会で新たな制裁決議の採択を目指す日本に対して、名指しで牽制をしました。「これ以上、アメリカの手足になって愚かに振る舞ってはならない。制裁に率先して加担する罪に決着をつけるときを待っている」。アメリカに対しても、「水爆実験に込められた意味と警告を判断できず、制裁と圧迫に執着するなら断固たる対応に直面する」と威嚇しました。それに対し、トランプ大統領も北朝鮮に警告しました。また、ホワイトハウス高官は「北朝鮮との対話のチャンネルはあるが、今は北朝鮮と交渉するタイミングではない」と述べ、さらに「軍事的緊張の高まりによる偶然の衝突リスクを懸念している」と明らかにしました。  一方、ロシアのプーチン大統領と会談を行った安倍総理大臣。北朝鮮問題について深刻な脅威であるという認識では一致したものの、制裁の強化については温度差が浮き彫りとなりました。強気の姿勢を崩さない北朝鮮に対し、制裁の強化は難航しそうです。韓国では、9日の北朝鮮の建国記念日を前に警戒を強めています。そんななか、核兵器使用の危険ついてモニズ前アメリカエネルギー長官がブルームバーグのインタビューで、「核兵器が使用される危険性は、キューバ危機までさかのぼり50年余りで最も高まった」と語りました。キューバ危機は1962年、キューバを舞台にアメリカと旧ソ連が対立。世界が核戦争に最も近付いた瞬間です。アメリカ本土を標的とした核・ミサイル完成を目指す北朝鮮。国際社会が再び核の脅威にさらされないようにするために、日本は何ができるのでしょうか。