土星の衛星に豊富な水素分子確認 生命の存在に期待

04/14 05:51 更新

 アメリカのNASA(航空宇宙局)などは、土星の衛星に地球の生命誕生のきっかけになったとされる水素分子が豊富に存在していることを突き止めたと発表しました。  土星の周りを公転する直径約500キロの衛星「エンケラドス」は氷に覆われていて、その下には広大な海が存在しているとみられています。NASAなどの研究チームがエンケラドスの氷の割れ目から宇宙空間に噴き上がるガスを分析したところ、水素分子が豊富に存在していることが分かりました。水素は原始的な微生物の餌(えさ)となり、地球の生命誕生のきっかけになったとされています。このため、エンケラドスには生命を育む環境が存在する可能性が高いとみられ、今後の探査によって生命が発見される期待が高まっています。