北朝鮮貨物船 石炭輸出の疑いで米が初の差し押さえ

05/10 17:17 更新

 北朝鮮が飛翔(ひしょう)体の発射を繰り返すなか、アメリカの司法省は国連安全保障理事会の制裁決議に違反して石炭を輸出したとして、北朝鮮船籍の貨物船を初めて差し押さえました。  司法省によりますと、差し押さえられたのは北朝鮮船籍の貨物船「ワイズオネスト」で、2016年11月ごろから北朝鮮西部の南浦(ナンポ)から中国やロシアに向けて石炭を度々、運び出していたということです。貨物船は去年4月に船舶の自動識別装置を作動させなかったとして、インドネシア当局に拿捕(だほ)され、その後、アメリカに引き渡されていました。アメリカが安保理の制裁違反で北朝鮮の船舶を差し押さえるのは初めてです。司法省の高官は「北朝鮮の好戦的な行動を止めるために、司法省は最大限の圧力を掛ける役割を果たす」と述べ、飛翔体を相次いで発射する北朝鮮を強く牽制(けんせい)しています。