暴動受けてフランス政府 燃料税の増税 半年間延期

12/05 05:50 更新

 パリでの大規模な暴動の引き金となった燃料税の増税についてフランス政府は半年間、延期すると発表しました。  フランスのフィリップ首相は4日のテレビ会見で「国家の連帯を危険にさらす増税にメリットはない」と話し、来月から予定されていた燃料税の増税を半年間、延期すると話しました。そのうえで、デモ活動は「落ち着いてされるべきものだ」と国民に冷静な行動を求めました。電気とガスの値上げ見合わせも表明されましたが、インターネット上などでは「まだ不十分だ」と引き続きのデモ活動を呼び掛ける声が多数、上がっています。4日に発表された最新の世論調査でマクロン大統領の支持率は過去最低の23%にまで落ち込んでいて、増税の延期で事態が収束するかは不透明です。