米がINF全廃条約脱退へ 軍拡競争につながる恐れ

02/02 05:50 更新

 アメリカはロシアとのINF(中距離核戦力)全廃条約について、ロシアの条約違反が続いているとして条約からの脱退を通告すると発表しました。  アメリカ、ポンぺオ国務長官:「これまでロシア側には30回以上にわたり、条約を守っていないと伝えてきた」  INF全廃条約は、射程500キロから5500キロの地上発射型のミサイルを禁止するもので、アメリカと旧ソビエトが東西冷戦中の1987年に調印しました。ホワイトハウスの声明によりますと、2日に脱退を通告した後、ロシア側が条約に違反するミサイルなどを廃棄しない限り、6カ月後に脱退が正式に確定することになるということです。アメリカの政府高官は「我々は脱退後、すぐにミサイル配備に動くわけではない」としていますが、中国も含めた3カ国の間で軍拡競争が激しくなる恐れがあります。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2019