【福岡】久留米特別支援学校・給食訴訟判決

08/10 18:43 更新

給食をのどに詰まらせて重い脳障害を負ったとして、久留米市の特別支援学校に通っていた男性の母親らが、市などに損害賠償などを求めた裁判で、福岡地裁久留米支部は、市に慰謝料500万円の支払いを命じました。2012年、中学3年生だった河村啓太さん(20)は、給食中に窒息し、車椅子から寝たきりの生活になりました。河村和美さん(52)は「事故に遭ったら啓太の状態は全く変わっていて、啓ちゃんに自分が追いつくのが必死です。」と話しています。母親らは久留米市などを相手取り訴訟をおこしています。福岡地裁久留米支部の青木亮裁判長は、窒息状態になった直後、担当教師が応援を要請せず、学校側は、給食前に痰の吸引を受けられる医療的ケア制度について母親に説明しなかったと指摘。後遺症を負わなかったかもしれない可能性があるとして久留米市に慰謝料500万円の支払いを命じました。一方、日本スポーツ振興センターの障害見舞金の支払い義務は認めませんでした。