“加計”キーパーソン登場 稲田問題も 集中審議

07/24 11:48 更新

 国会では、安倍総理大臣も出席して集中審議が行われています。ポイントは、加計学園の問題で文部科学省の前川前次官がキーパーソンだと指摘した和泉総理補佐官が「総理のご意向」を伝えたのかどうか。また、獣医学部の設置が加計学園に決定する2カ月前に山本規制改革担当大臣が獣医師会側に対して「四国に新設する」と発言したのかどうかです。果たして真相はどこにあるのでしょうか。  (政治部・柊知一郎記者報告)  和泉補佐官は「総理が言えないから自分が言う」と、「総理のご意向」を伝えたという前川氏の主張を真っ向から否定しました。一方で、前川氏はあくまでも「言われた」と主張し、両者の議論は結局、平行線をたどりました。  和泉総理補佐官:「『総理が自分の口から言えないから、私が代わりに』。こんな極端な話をすれば、私も記憶が残っている。そういった記憶は全く残っていないし、言っておりません。言っておりません」  前川前文科次官:「総理と加計理事長とがご友人であることは認識していた。私は『総理が自分の口から言えないから』というお言葉を聞いた時に、これは加計学園のことであると確信した次第だ」  また、山本大臣が獣医師会側に「四国に新設する」と伝えたのかどうかについては、獣医師会側が欠席したため、議論には至りませんでした。一方で、山本大臣は改めて総理からの指示が「なかった」ことを強調し、安倍総理も強く関与を否定しています。  安倍総理大臣:「岩盤規制改革を全体としてスピード感をもって進めていくよう常々、指示をしてきた。個別の案件について私が指示をするということは全くない。一度も個別の案件についての指示を行ったことはございません」  また、安倍総理は加計学園の獣医学部新設計画を把握した時期について、今年1月20日に学園が国家戦略特区に申請した時点だとの認識を示し、野党側から疑問の声が飛ぶ場面もありました。  (Q.この集中審議では、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報の存在を陸上自衛隊が稲田防衛大臣に伝えていたのではないかという問題も取り上げられましたね?)  民進党の大串議員が「稲田大臣を即刻、罷免(ひめん)すべき」と総理にただしています。  安倍総理大臣:「日報問題について徹底的な調査を行い、改めるべき点があれば大臣の責任において徹底的に改善し、再発防止を図ることにより、その責任を果たしてもらいたいと考えております」  審議は25日まで続きますが、今のところ、双方の溝は埋まっていません。