G7サミット初日 北朝鮮問題“最優先事項”で一致

05/27 05:50 更新

 G7サミットは初日の議論を終え、北朝鮮問題が「国際的な最優先事項だ」という認識で一致しました。  安倍総理大臣は、サミット初参加のメンバーにも分かりやすいよう資料を用意して、北朝鮮問題の歴史的な経緯について説明しました。安倍総理はトランプ大統領とともに議論をリードし、「今は対話のための条件が整うにはほど遠く、国際社会が連帯して圧力を掛けるべき時で、中国の役割が重要だ」と指摘しました。各国も北朝鮮の核・ミサイル問題が「新たな脅威だ」という認識で一致し、国連の安保理決議に基づいた制裁を完全に実行するようG7として国際社会に強く求める方針を確認しました。また、イギリスのマンチェスターで発生したテロ事件を受けて、テロを強く避難し、対策を強化することなどを盛り込んだ声明を発表しました。自由貿易を巡っては、推進派のドイツやフランスと保護主義的なアメリカ、イギリスとの間でなかなか溝が埋まらず、2007年から毎年、首脳宣言に盛り込まれてきた「保護主義への対抗」といった表現は姿を消す見通しです。自由貿易の推進にどこまで前向きなメッセージを出せるか、閉幕ぎりぎりまで調整が続きそうです。