中国意識し「列島線防衛」 防衛計画大綱に向け提言

05/26 07:06 更新

 自民党は、年内に見直される防衛計画大綱などに向けて提言をまとめました。「列島線防衛」などの言葉を使い、中国の脅威を強く意識した内容になっています。  自民党・中谷安全保障調査会長:「キーワードと致しまして、一つは列島線防衛」  提言では、中国が提唱する「第一列島線」「第二列島線」という支配圏拡大の考え方に対抗する考えから列島線防衛という言葉を使いました。日本列島の北から南まで、なかでも中国が進出している尖閣諸島周辺を含む南西諸島の防衛強化を求めています。また、護衛艦「いずも」の改修を念頭に置いた「防御型空母」の導入については「多用途運用母艦」と呼び換え、災害派遣などに使い道を広げることで国民や周辺国の理解を得ようとしています。併せて、F35Bなどの垂直着陸機も取得するよう求めました。防衛費については、NATO(北大西洋条約機構)が対GDP(国内総生産)比2%の達成を目標としていることを挙げ、必要かつ十分な予算を確保するよう求めました。