突然飛び出た”解散” 与野党ともども寝耳に水?

04/25 16:53 更新

 風が吹き始めたということなのか。国会が混乱するなか自民党の幹部が突然、解散総選挙の可能性をカメラの前で口にした。  自民党・森山国対委員長:「内閣不信任案が出されれば、解散も一つの内閣の選択肢なのだろうなと思います」  突然、飛び出した解散の可能性。普段、慎重な森山国対委員長が総理の専権事項である解散を口にするのは異例のことだ。  立憲民主党・辻元国対委員長:「何言っているのかしら?困るのは与党じゃないですか。今ですね。何が言いたいのかしら。脅しかしら」  無所属の会・平野国対委員長:「与党だったら、そう当然言うんでしょう。そういうこと言って野党を牽制(けんせい)しているんじゃないでしょうか」  日本維新の会・馬場幹事長:「国会の都合で大義名分のない解散をするのはいかがかなと。(私自身)この7年間で4回選挙をさせて頂いているんで、後援会の方も『ええ加減にしてくれ』と」  25日午前中に安倍総理と面会していた新党大地代表・鈴木宗男氏は、総理の言葉として、こう話した。  新党大地・鈴木代表:「『あらゆる選択肢、あらゆる行動を頭に入れながら、とにかく政治の停滞がないようしっかり取り組んでいきたい』という強い決意でした」  しかし、自民党二階幹事長は…。  自民党・二階幹事長:「今どうして解散できるんですか。聞いてません。幹事長の知らない解散なんか世の中にあるわけないじゃないか」  森山国対委員長が解散をにおわせてきた原因は、一にも二にも、正常化のめどが立たない国会にある。野党側は、麻生大臣の辞任や柳瀬元総理秘書官の証人喚問など4項目の実現に向け審議拒否を続けているが、高すぎるハードルに与党側も歩み寄ることができない。そんななか、22日に立憲民主党の枝野代表が内閣不信任案についてこう話していた。  立憲民主党・枝野代表:「最も効果的な局面で使わなければならないと思っています」  解散はこの発言を受けての牽制なのか。それとも混乱する国会をリセットするためなのか。与党側は26日、安倍総理が出席する集中審議を野党が欠席しても行う方針だ。