【報ステ】『本省相談メモ』見えてきた“変化”

05/24 23:30 更新

 財務省が23日に国会に提出した資料には、改ざん前のものとして公表された文書の一部に記載された『本省相談メモ』約30ページも含まれていた。このメモは、森友学園から土地の貸し付けを求められていた近畿財務局が初めて、財務省本省に指示を仰ぎ、財務省が方針を記録したものだ。相談は2014年4月28日から始まる。この日、初めて文書の中で安倍総理の妻・昭恵夫人の名前が出てきた。当時、小学校の計画には、まだ大阪府の認可が下りるかどうかわからない状態だったうえ、資金調達のめども立っていなかった。財務省は、当初、学園側に「不適当の回答を行わせていただきます」などと説明するつもりだったという。ところが、5月23日、「貴学園の要望にできる限り沿うよう調整させていただく」など、これまでにない丁寧な表現となっている。メモには、昭恵夫人をはじめ複数の政治家の名前が登場する。しかし、森友学園から昭恵夫人の名前が出されたという4月28日の記録は公開されなかった。財務省が内部でどう検討し、学園に対してなぜ、協力的な姿勢に転じたのかは明らかになっていない。