韓国に6万人の邦人 保護どうする?具体策に不安も

04/25 17:01 更新

 軍の創建から85年という節目の日を迎えた北朝鮮では、金正恩委員長が立ち会い、史上最大規模の砲撃訓練が行われたと韓国メディアが伝えています。日本政府は「万全の態勢を取る」と強調しています。  (政治部・藤川みな代記者報告)  政府は、関係国と協議を重ねるなど外交努力を続けていますが、安全保障の面では具体策に不安があります。国会では、北朝鮮がミサイルを発射した場合に、国民に緊急情報を伝える「Jアラート」について警報の仕組みなどが地方自治体に正しく理解されているか、野党がただしました。政府は「今、周知に努めている」と強調しました。また、韓国に約6万人いる日本人を有事の際にどう保護するかも議論になりました。  自民党・佐藤参院議員:「韓国にいる邦人の保護という観点で、これまで朝鮮半島、特に韓国の在外邦人保護に関して韓国軍や韓国警察当局との共同訓練、調整は防衛省は行われているのか」  宮沢防衛政務官:「共同訓練は、これまで実績はない」  また、自衛隊と在韓アメリカ軍の間でも訓練はしていないことが明らかになり、態勢の構築が急がれます。一方、外務省も旅行代理店などと会合を開き、韓国を訪れる観光客の情報把握に改めて協力を求めるなど対応を急いでいます。