【報ステ】「廃棄した」はずの“森友交渉記録”公開

05/23 23:30 更新

 森友学園への国有地売却をめぐり、財務省は「廃棄した」としていた学園との交渉記録と改ざん前の決裁文書を国会に提出した。交渉記録は、籠池泰典氏が2013年6月28日に近畿財務局を訪問し、小学校を建てるため国有地の購入を希望するやり取りから始まり、約960ページに及ぶ。この中には、安倍総理の妻の昭恵氏付きだった谷査恵子氏が理財局に問い合わせた際の記録が含まれている。ただ、8億円の値引きの根拠とされた新たなごみについて、具体的な記述は見当たらなかった。この交渉記録について財務省は、これまで「ない」としてきたのは、当時の佐川理財局長の「交渉記録はない」という国会答弁とつじつまを合わせるためで、理財局の一部職員が交渉記録を廃棄したことを明らかにした。誰の指示で、決裁文書の改ざんや交渉記録の廃棄が行われたのか、財務省は調査中だとしている。こうしたなか、去年7月の逮捕以来、10カ月近く勾留されている籠池被告夫妻について、大阪地裁が保釈を認める決定をした。これに対し、大阪地検は決定を不服として準抗告。地裁は、保釈の可否を再び判断する。