【報ステ】前川前次官「メモは存在した」加計学園2

05/25 23:30 更新

 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、文部科学省の前川前事務次官が25日午後、会見を開き、「官邸の最高レベルが言っている」などとする8枚のメモについて「確実に存在していた」と明言した。前川氏は9月28日に「官邸の最高レベルが言っている」と書かれたメモを、そして、10月17日に「総理のご意向」と書かれたメモを、担当していた専門教育課から受け取ったという。さらに「国家戦略特区で議論している対象は、加計学園の獣医学部だという共通認識のもとで仕事をしていた」と話し、獣医学部新設は加計学園ありきだったと説明。文科省が反対していたと受け取れる文言が多くある点について「新設を認めるうえでの最低条件を満たしていなければ解禁できないと訴えていた」としたうえで、「最終的に内閣府に押し切られ、受け止めるしかないという事態に立ち至った。公正公平であるべき行政の在り方が歪められた」と語った。前川氏の会見に先立ち、菅官房長官は午前、メモの存在は確認していないとの認識を示したうえで「前川氏が責任者の時に、堂々と言うべきじゃなかったのか」と非難。天下り問題での対応について「当初は自ら辞める意向を全く示さず、地位に恋々としがみついていた」と批判した。野党からは、前川氏の証人喚問を行うべきとの声が上がっている。与党は、安倍総理出席のもと集中審議を行う方向で調整に入った。