【報ステ】京産が断念…加計学園の開学時期めぐる謎

07/14 23:30 更新

 加計学園とともに国家戦略特区で獣医学部新設を計画していた京都産業大学は14日、獣医学部の新設を断念すると表明した。教員の確保など開学までの準備期間不足を理由に挙げた。内閣府は、今年1月に獣医学部の開学時期を『平成30年4月』と正式に示した。加計学園は、内閣府が開学時期を発表する1年半も前から教員集めに奔走。さらに、去年10月には校舎の建設に必要な土地のボーリング調査の手続きまで進めていた。10日の閉会中審査で自由党の森ゆうこ議員は、開学時期の情報が加計学園側だけに伝えられていた可能性を追及。「平成27年4月2日、今治市の担当者は総理官邸で誰と協議を行ったのか」と質問したのに対し、萩生田官房副長官は「記録が保存されていないため確認できない」とした。さらに、内閣府と今治市のメールのやり取りが情報公開で明らかになっている。今治市が送信した文書には『平成30年4月開学予定』と書かれていた。山本地方創生担当大臣は「メールは残っていない」とした。自民党は14日、安倍総理出席での予算委員会を再来週に開催したいという意向を明らかにした。菅官房長官は「閉会中審査を行う目的は、国家戦略特区の選定について、事実関係を明らかにし、説明責任を果たすために行うもの」と述べた。