「悪意に満ちたもの」総理 籠池氏の発言を完全否定

03/24 11:45 更新

 国会では、安倍総理大臣が出席して集中審議が行われています。23日の証人喚問で森友学園の籠池理事長は、安倍昭恵夫人から100万円の寄付を受け取った。夫人付きの女性官僚から小学校用地の扱いに関する回答のファクスをもらった。昭恵夫人から籠池氏の妻に「口止めともとれる」メールが届いた、などと証言しました。これらについて安倍総理はいずれも完全否定しました。  (政治部・吉野真太郎記者報告)  安倍総理としては、24日の予算委員会を反論の場としたいところですが、野党側は追及を強めています。  安倍総理大臣:「ファクスの件だが、法律上、どうなっているのかという問い合わせだった。依頼とか働きかけ、不当な圧力では全くない」  自民党・西田参院議員:「今頃、まだこんなメールやっていたのかと、総理の夫人に『えっ』と思った。しかし、今回、メール読まして頂くと、全く関与はないということが明らかになった」  安倍総理大臣:「メールで口止めをしたと言っているが、籠池氏がおっしゃっていることは、極めてもう一度申し上げるが、極めて遺憾であり、李下に冠を正さずという趣旨で返信したのは明らかで、悪意に満ちたものであることは申し上げておきたい」  一方、野党側ですが、民進党の福山氏が昭恵夫人の証人喚問を求めました。安倍総理は「不正や刑事罰に関わることをやっていないのに、証人喚問に出ろというのはおかしな話だ」と述べて、応じない考えを示しました。さらに、委員会には土地取引が行われた当時の財務省の幹部2人が初めて参考人として呼ばれました。当時の理財局長の迫田英典氏は「本件について報告を受けたことがない」。そして、当時の近畿財務局長の武内良樹氏は「政治的な関与は一切していない」と答弁しました。安倍総理側としては、この問題を早く収束させたいところですが、依然、守りの戦いという状況です。