安倍総理が帰国の途に 欧州5カ国歴訪の成果は?

07/11 05:53 更新

 安倍総理大臣は、ドイツでのG20サミットへの出席などヨーロッパ5カ国の歴訪を終えて11日午前、帰国の途に就きました。  最大の成果は、日本とEU(ヨーロッパ連合)のEPA(経済連携協定)交渉で大枠合意を実現したことです。EUとのEPAは経済成長の切り札として期待され、安倍総理は保護主義と闘うリーダーとしてG20サミットで存在感をアピールしました。そして、もう一つの焦点は北朝鮮問題でした。安倍総理はG20サミットや北欧訪問で、北朝鮮の脅威が増していることを説明し、圧力の強化に理解を求めました。ただ、対話を重視する中国やロシアとの溝は埋まらず、北朝鮮包囲網で足並みをそろえることの難しさが浮き彫りになりました。得意の外交で一定の成果はあったものの、国内では内閣支持率の低下に歯止めが掛からない状況が続いています。安倍総理は、来月初旬に内閣改造と自民党の役員人事を行って政権の立て直しを図る考えです。ただ、内閣改造は起用されなかった人たちに不満が残ることなどから「両刃の剣」で、求心力を回復するのは簡単ではありません。