前任の鈴木俊一議員を起用 桜田大臣更迭で安倍総理

04/11 11:45 更新

 政権が「復興五輪」と銘打つオリンピック・パラリンピック担当の桜田前大臣更迭を受けて安倍総理大臣が11日朝、後任に前任者の鈴木俊一衆議院議員を起用する方針を表明しました。  (政治部・井上敦記者報告)  桜田氏の後任の鈴木新大臣が安倍総理との面会を終え、官邸から出てきて「被災地とオリンピックとの距離を縮めたい」と意気込みを語りました。一方で、安倍総理は朝から記者の取材に応じ、「すべての大臣が復興大臣だ」と述べて引き締めを図りました。  安倍総理大臣:「こうした結果となったことについて、内閣全員がより一層、身を引き締めていかなければなりません。様々なご批判があること、そのことも真摯に受け止めなければならない」  政権・与党の懸案は目前の衆議院の補欠選挙と統一地方選挙への影響です。ダメージを最小限にするために桜田氏更迭を即断して前任の鈴木氏を起用しましたが、影響は避けられない状況です。また、週末には安倍総理の被災地視察も予定されています。ある政府高官は「だらだら続いていたのが辞めただけだが、最悪のタイミングだ」と半ばあきれ顔です。塚田前国土交通副大臣に続く政務3役の辞任に与野党から批判の声が上がっています。  公明党・山口代表:「その矢先にこのような発言が出るというのはどういうことだ!怒りを禁じ得ません」  立憲民主党・辻元国対委員長:「お祝いムードかぶせて逃げ切ろうみたいな安倍政権。やはり私たちは、きちんと対応するまであらゆる手段を使って国会運営をやっていく」  野党側は安倍総理の任命責任を追及する構えで、与党側に集中審議を要請しています。