「ふるさと納税」見直し 森永卓郎氏は「暴挙だ」

09/12 18:44 更新

 「ふるさと納税」の制度の見直しに対して賛否の声が上がっている。なかでも、制度の活用を推奨してきた経済アナリストの森永卓郎さんは政府の方針を厳しく批判した。  ふるさと納税の制度が見直される動きに対して波紋が広がっている。総務省は、高額な返礼品を送って多額の寄付金を集めている一部の自治体を対象から外す方針を示したのだ。また、返礼品に地元の特産品や工芸品などを使わない自治体も見直しの対象に含まれるのだが、こんな新たな問題も…。7年前の原発事故の影響が残る福島県飯舘村。復興の道半ばで地元の特産品を返礼品にできない状態が続いている。そのため、飯舘村では全国から集めた商品を代わりに送っている。そうしたなか、国の規制が掛かる前に高額な返礼品を手に入れようと駆け込み納税が増える可能性もある。実際に今回の動きを受け、ふるさと納税の手続きができる専門サイトのアクセス数は約2倍に膨れ上がっているという。これまでにふるさと納税を推奨してきた経済評論家の森永さんは怒り心頭。  経済アナリスト・森永卓郎氏:「地域の実態を無視した暴挙以外の何ものでもない」