【報ステ】共謀罪衆院通過、国連特別報告者から懸念

05/23 23:30 更新

 いわゆる“共謀罪”法案が衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決された。採決前には最後の討論が行われ、安倍総理宛てに届いた書簡が取り上げられた。差出人は、国連の人権理事会から任命され、プライバシー権の保護を任務とするジョセフ・ケナタッチ氏。ケナタッチ氏は「新法案では、犯罪を立証するため国民への監視を強化する必要がある場合に、適切にプライバシーを保護するための新たな特定の条文や措置が盛り込まれていない」と指摘。「プライバシーや表現の自由を過度に制限する恐れがある」と懸念を示した。これに対し、日本政府はすぐさま抗議の文書を送ったが、ケナタッチ氏は「受け取った“強い抗議”は中身のあるものではなかった。私の懸念に答えていない」と反論を発表。さらに、我々の取材に対し「法案の文言を見て驚いた。私が送った書簡や日本政府からの回答を含め、すべて人権理事会に報告する」と語った。