【報ステ】統一地方選 大阪・福岡・北海道は…

04/08 23:30 更新

 全国各地で7日、統一地方選挙が行われた。知事・市長のダブル選挙となった大阪では、大阪維新の会と、自民党・公明党の推薦候補に共産党などが相乗りする形でできた反維新陣営との一騎打ちとなった。自民党の二階幹事長は3度も大阪入りする力の入れようだったが、知事選は前大阪市長の吉村洋文氏(43)、市長選は前大阪府知事の松井一郎氏(55)が当選し、維新の圧勝に終わった。安倍総理や菅官房長官は選挙中、大阪入りしなかった。維新は安倍総理が悲願とする憲法改正などで歩調をともにする存在で、自民党関係者は「維新と官邸が蜜月なのは誰でも知っている。本腰を入れて応援はできない」と話す。二階幹事長は「ぼやぼやしたことで選挙をサボタージュするということがあったとすれば、けしからん」と苦言を呈した。これに対し、菅官房長官は「地方自治体の選挙はそれぞれの自治体、地域の住民がその課題について選択し、投票するもの。政府としてコメントは控える」と述べた。福岡県知事選では、麻生副総理が支援した自民党の推薦候補・武内和久氏(47)が、地元の重鎮・山崎元副総裁や二階派が支持した現職の小川洋氏(69)に4倍近い差を付けられて惨敗した。自民党は11の知事選のうち4つで保守分裂となり、島根県でも党本部が推薦した候補が敗北した。全国で唯一の“与野党対決”となった北海道知事選では、野党5党が共闘し、統一候補を擁立したが、自民・公明が推薦した前夕張市長・鈴木直道氏(38)が当選した。統一地方選挙の後半戦と衆議院の大阪12区、沖縄3区の補欠選挙は4月21日に行われる。