不安抱える日本側の対応は?米側の対話路線に不安も

06/07 11:45 更新

 来週のアメリカと北朝鮮の首脳会談を前に安倍総理大臣がワシントンに乗り込み、日本時間の8日未明にトランプ大統領と会談します。これに先立って先日、金正恩委員長と会ったばかりのポンペオ国務長官と河野外務大臣が会談しました。「最大限の圧力」からトーンダウンし、融和路線に傾きつつあるアメリカに不安を抱える日本が釘を刺せるかが課題です。  (政治部・安間由太記者報告)  会談で河野大臣とポンペオ長官は、北朝鮮が完全な非核化を実現するまでは経済制裁を維持する方針で一致しました。ただ、アメリカ側の対話ムードに水を差さないよう日本側の配慮も透けてみえます。河野大臣は会談後の会見で、これまで何度も言ってきた「圧力」という言葉を使いませんでした。また、トランプ大統領が「最大限の圧力という言葉は使いたくない」と発言したことについても「追加的な経済制裁を実行しないという意味だ」と一定の理解を示しました。  河野外務大臣:「金正恩委員長に対して最大限の圧力を掛けなければいけないような手持ちの経済制裁を実行に移すことにならないよう対応してほしいとのメッセージだと思う」  安倍総理とトランプ大統領の会談は日本時間の8日未明に行われます。日本側には、北朝鮮との対話に前のめりになったトランプ大統領が安易な妥協をするのではないかという不安があります。米朝首脳会談を来週に控え、日米で方針をすり合わせる事実上、最後の機会となるだけに、この不安をどこまで払拭できるかが焦点です。