“名門派閥”が分裂の危機 衆議院側でも退任論

02/01 11:52 更新

 自民党額賀派に所属する参議院議員が全員で額賀元財務大臣の会長退任を求めている問題で、衆議院側でも退任論が強まってきました。  (政治部・小池直子記者報告)  この後、1日正午から額賀派の会合が行われますが、先週に続いて参議院側は全員、欠席することにしています。参議院側がこうしたクーデターを起こしたのは、在任期間9年目を迎える額賀氏に退任を求めるためです。今年9月の自民党総裁選を念頭に、このままでは派閥の存在感が低迷するとの危機感があり、参議員は所属する21人全員の退会届を取りまとめています。この背景には、すでに国会議員を引退しているかつてのドン・青木幹雄氏の存在があります。「竹下登さんが作った派閥、一度は本家に戻したい」と弟である竹下総務会長をトップにしたい思惑です。その竹下総務会長は1日に派閥の幹部と会談し、事態の収束に向けて協議を行います。額賀氏は依然として退任の意向を示していないため、派閥分裂の危機は打開のめどが立っていません。