「2校でも3校でも認める」総理の“疑念払拭”に波紋

06/27 11:47 更新

 獣医学部新設の問題で、安倍総理大臣の発言が波紋を呼んでいます。獣医学部の新設を巡っては「空白地域に」「1校限り」などとしていました。この条件について、安倍総理は「獣医師会の強い要望」としています。その要望への配慮が疑念を招いたとして、「地域に関係なく、2校でも3校でも意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく」と発言しました。この発言に野党が一斉に反発しています。  (政治部・延増惇記者報告)  民進党の山井国対委員長は、改めて臨時国会の早期開催を求めて自民党の竹下国対委員長との会談を要請しています。特に民進党としては今回の安倍総理の発言について、「これまでの説明を根本からひっくり返す発言だ」として、国会での説明を強く求めています。さらに、27日午後には加計学園の疑惑に関する会合を開くなど追及する姿勢を継続する方針です。これに対して、菅官房長官は今回の安倍総理の発言について「1カ所でまず風穴を開けて、そこから全国展開するのが国家戦略特区法の趣旨だ」と強調しました。また、政府関係者は「ペットブームが広まっているだけでなく、農場での検疫作業の需要も高まっている」としています。野党側は加計問題隠しだと批判を強めていることから、政府・与党側はさらなる説明を求められることになりそうです。