辺野古移設で対立必至 菅長官と沖縄県知事会談へ

11/06 11:52 更新

 沖縄県の玉城知事が6日夕方、総理官邸を訪れて菅官房長官と会談します。沖縄県名護市辺野古で基地移設の工事が再開されてから初めての会談で、玉城知事は政府に改めて方針転換を求めます。  (政治部・前田洋平記者報告)  菅長官は「虚心坦懐(たんかい)に知事の話を聞く」と発言していますが、「辺野古移設が唯一の解決策だ」というスタンスは変えない構えです。会談では世界一、危険とされる普天間基地の移設を急ぐと同時に、沖縄全体の基地負担軽減にも引き続き取り組む姿勢を強調します。一方、玉城知事は移設の賛否を問う県民投票の実施もちらつかせながら、政府に方針転換を迫っています。会談では、政府に対して基地問題に対する協議の場を設置するよう求める考えです。しかし、政府高官は「普天間基地をどうするのか対案もなく、単に『移設をやめろ』というのでは話にならない」としていて、合意点を見いだすのは困難です。来年は参議院選挙や統一地方選も控えています。政府側は強硬姿勢が世論にどう影響するのか、ジレンマを抱えながら沖縄と向き合うことになります。