問題連鎖で消耗…政府“首相案件”文書の確認急ぐ

04/10 16:56 更新

 加計学園の獣医学部新設を巡り、「本件は首相案件」と記された面会記録が見つかったと朝日新聞が報じました。この発言について、当時の総理秘書官は改めて否定してます。政府は今のところ、愛媛県などの面会について確認中だとしていますが、この問題どう受け止めているのでしょうか。  (政治部・吉野真太郎記者報告)  またしても疑惑が浮上したという格好なので、政権側としてダメージなのは間違いありません。そして、10日午後に菅官房長官の会見で明らかになりましたが、問題となっているペーパーについて官邸から内閣府、文部科学省、農林水産省、厚生労働省に対して文書を確認し、速やかに結果を報告するよう指示を出したということです。ただ、政府・与党内からはペーパーが役所にも配られていたとしたら不可解だとして、「そもそもどういう類の文書か分からない」と困惑の声も聞かれます。このところの森友問題や防衛省の日報問題など、官邸や安倍総理大臣は関与していない、真相究明が必要だというスタンスですが、真相究明が必要な問題の連鎖が政権の体力を奪うことは避けられません。北朝鮮情勢が激動するなかで、安倍政権としては外交で局面転換を図りたいところですが、後顧の憂いにけりをつけられない状況が続いています。