次々見つかる文書…安倍政権のひずみ?野党が攻勢

04/10 11:51 更新

 国会では防衛省の日報問題を巡る議論が続いています。次々、明らかになる文書の存在を受けて野党は攻勢を強め、小野寺防衛大臣は低姿勢で釈明を繰り返しています。  (政治部・中丸徹記者報告)  野党はこれを防衛省内部の問題ではなく、安倍政権が長く続いたことによるひずみだと追及しました。  民進党・牧山参院議員:「防衛省や自衛隊の少なくとも一部によって政権の方針にすり合わせるために忖度(そんたく)がなされた可能性が私はあると思いますが、大臣もそう思われるか」  小野寺防衛大臣:「ちょっと質問の意図が分かりませんが、私どもが今やるべきことというのは稲田大臣はじめ、上の方に上げていなかったこと、その経緯について調べるということだと思う」  防衛省で徹底的に調査すると答える政府に対し、野党は「担当の官僚を防衛省の佐川さんにしてはいけない」などとして、改めて稲田元大臣の参考人招致を求めました。  一方、10日朝、小野寺大臣は新たに2件の文書が見つかったことを明らかにしましたが、過去の国会答弁に照らして問題のあるものではないと説明しています。表題に「イラク」とあったりこれまでに情報公開請求があった可能性も否定できないため、念のため公表したということです。小野寺大臣は20日までに関連しそうなすべての文書を提出するよう指示を出し、この問題にけりをつけたい考えです。