加計学園「本件は首相案件」 当時の秘書官は否定

04/10 10:30 更新

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、当時の総理秘書官が「本件は首相案件」と発言したとする面会記録が見つかったと10日朝に朝日新聞が報じました。当時の秘書官はこれを否定するコメントを出しました。  朝日新聞が報じた面会記録は愛媛県が作成したとされ、2015年4月に愛媛県や今治市の職員が学園の幹部とともに総理官邸を訪れ、当時の柳瀬唯夫総理秘書官と面会した際のやり取りが記されています。記録には「柳瀬氏が『本件は首相案件』と述べた」と書かれていますが、柳瀬氏は「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません。報道にありますように、私が外部の方に対してこの案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ません」とのコメントを発表し、報道内容を否定しました。こうした報道に文部科学省の林大臣は「面会は確認できていない。内閣府が確認すべきこと」と述べるにとどめました。  林文部科学大臣:「愛媛県今治市から官邸を訪問したことや、やり取りの内容について、文科省が承知しているかどうかについては確認できておりません」  一方で、愛媛県によりますと、2015年4月に柳瀬氏と愛媛県の担当者が会った時のメモがあったことが確認されたということです。ただ、これは誰が作ったものかは分かっていないということで、県では当時の職員への聞き取りを行うなど調べる方針です。