G7サミット2日目 難民・移民問題で各国と溝

05/27 17:34 更新

 イタリアで始まったG7サミット2日目は、どのようなことが協議されているのでしょうか。  (政治部・藤川みな代記者報告)  27日は、難民や移民の問題、そして海洋の安全保障などについて議論が行われています。安倍総理大臣は、中国の進出が続く南シナ海や東シナ海の問題について「法の支配の重要性」を強調し、G7が一致結束した対応を取ることが重要だと呼び掛ける考えです。一方で、難民や移民の問題については難しい立場です。26日、安倍総理は、北朝鮮問題でトランプ大統領と連携して議論をリードし、核・ミサイル問題が「新たな段階の脅威」で「国際的な最優先事項」だとG7で確認することができました。しかし、難民や移民に関しては受け入れに前向きなドイツ・フランスと消極的なアメリカ・イギリスとの間に溝があるうえ、日本自体がほとんど受け入れていないという現実があります。そのため、安倍総理に豊富なサミット経験やトランプ大統領との良好な関係があっても、この問題で日本が主導的な役割を果たすのは難しいとみられます。G7サミットはこの後、北朝鮮問題や自由貿易の重要性などを盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕します。そして、安倍総理はサミットの成果について記者会見を行う予定です。