「トラック何千台も」 財務省が口裏合わせを…

04/09 17:57 更新

 森友問題に絡んで、財務省の職員が森友学園側に口裏合わせを依頼していたことが明らかになった。答弁との整合性を取るためだったと説明している。  財務省・太田理財局長:「大変、恥ずかしいこと、申し訳ないことでございます。深くおわび申し上げます」  自民党・西田参院議員:「バカか。本当に」  怒号が飛んだ9日の決算委員会。財務省は口裏合わせを認め、何度もおわびする事態となった。そもそも、森友問題の最大の焦点、8億円の値引きの根拠となったのが地中深くのごみだ。大阪航空局は調査でごみが杭を打つ場所、深さ9.9メートルまで校舎などの建設場所、深さ3.8メートルまであると推計。その撤去費用を約8億円と計算していた。去年2月17日。野党議員はこんな追及をしていた。  民進党・福島議員(当時):「8億1900万円の根拠は1万2200立方メートルの残土を搬出してですね、それをやるとですね、ダンプカー4000台分くらいです。4000台のダンプカーが行き交いすれば、当然やっていることは分かりますけど、実際に工事をやったことは確認されておりますか?」  財務省・佐川理財局長(当時):「不動産鑑定士に更地の価格を鑑定して頂きまして、適正な価格で売っているということでございます」  財務省が口裏合わせを森友学園の弁護士に依頼したのはこの3日後だった。  財務省・太田理財局長:「昨年の2月20日に理財局の職員が森友学園側の弁護士に電話で連絡をして、地下埋設物の撤去に実際にかけた費用に関して『相当かかった気がする』と『トラック何千台も走った気がする』といった言い方をしてはどうかという話をしたと」  この財務省理財局による口裏合わせ。念には念を入れていたことも明らかになった。財務省は近畿財務局にも口裏合わせを森友学園側に依頼するよう指示していたのだ。ただ、近畿財務局は事実に反すると従わず、森友学園側も口裏合わせに応じなかったという。  立憲民主党・辻元国対委員長:「開いた口がふさがりません。太田理財局長はおわび申し上げると言ったが、おわびして済む話ではない。8億円の値下げの根拠が崩れたと言わざるを得ない」