入管法改正案巡り攻防最終盤 失踪データで政府追及

12/04 11:46 更新

 国会の会期末まで1週間を切るなか、外国人労働者の受け入れ拡大を目指す出入国管理法改正案を巡って与野党の攻防が最終盤を迎えています。  (政治部・吉野真太郎記者報告)  野党側は失踪した技能実習生のデータを独自に集計し、6割以上が最低賃金を下回っていたと追及しました。  立憲民主党・有田参院議員:「一人ひとりの技能実習生の苦悩とか労働実態とか分析をして、新しい制度に生かそうという姿勢ないじゃないですか」  山下法務大臣:「やはり、我々としても重く受け止めなければならないというふうに考えております。我々としては、新制度に基づいてしっかりと人権保護を図っていきたい」  さらに、野党側は去年より前の失踪データも公開するよう求めましたが、法務省側は「捜査への支障がある」として拒否しました。野党側は法案の成立は認められないとして、内閣不信任案も視野に抵抗する構えです。ただ、与党側は10日の会期末を見据えて6日も委員会を開催し、審議時間を積み上げたい考えです。その日に委員会採決を行ったうえで、今週中の法案成立を目指しています。国民民主党や維新の会など一部の野党は採決に応じる構えを見せていて、野党の足並みが乱れたなかで法案成立を迎えることになりそうです。