ずさんな管理次々 「ない」はずの日報が空自でも…

04/06 16:54 更新

 なかったものがまた、見つかった。自衛隊のイラク派遣の日報問題で小野寺防衛大臣は、陸上自衛隊に続いて航空自衛隊でも日報が見つかったことを明らかにした。  稲田朋美防衛大臣(当時):「しっかりシビリアンコントロール、また、意思疎通はできていると」  1年前、当時の稲田防衛大臣はこう語っていたのだが、6日…。  小野寺防衛大臣:「(Q.当時、シビリアンコントロールは利いていたかどうか?)(当時の稲田)大臣の指示が徹底して末端まで通じていなかった。重大な問題。遺憾なこと」  防衛省のシビリアンコントロールが揺らぐ事態となっている。ないはずの日報がまた見つかったのだ。  小野寺防衛大臣:「いわゆる日報が、航空幕僚監部運用支援・情報部に保存されていることを確認したと」  今回、見つかったのは航空自衛隊がイラクで輸送任務にあたっていた時の日報3日分、3枚だ。5日に野党からの資料請求で明らかになったという。  小野寺防衛大臣:「調査結果次第では、シビリアンコントロールにも関わりかねない」  この航空自衛隊の日報は当時の稲田大臣の指示による調査でも、去年7月から統合幕僚監部に日報を一元化していた作業のなかでも見逃されていたことになる。航空自衛隊のトップは。  丸茂吉成航空幕僚長:「今回、発見したフォルダーが『週間』というようなタイトルが付いていた。これまでの探索においては『日々』というものに焦点を置いていた。すべて全ページまで探索するということはできていなかった」  ずさんな文書管理は、この1年だけでも度々、問題となってきた。いわゆる加計問題で内閣府から文部科学省に対し、設置の許可を早めるよう促すような総理のご意向と書かれた文書があったとの報道を否定し続けていた文科省。しかし、問題発覚から約1カ月後、手作業による徹底的な調査の結果、文書は省内で見つかった。ただし、文科省はこの文書は公文書ではなく、個人のメモだとしている。森友学園に土地を売却する際の交渉記録はないと繰り返していた財務省。ところが、大学教授らが情報開示を求めると近畿財務局は交渉の状況を検討した文書を開示した。ただし、財務省はこの文書は部内検討の記録で交渉記録にはあたらないとコメントしている。働き方改革法案で間違って使用したデータの原本を要求した野党。当初、なくなったと説明。しかし、厚生労働省の地下倉庫から段ボール32箱分に相当する原本が見つかった。