“公明1→2枠”提案断られ 内閣改造に向け調整続く

08/01 17:05 更新

 内閣改造に向けた調整は現在も続いています。支持率が低下しているなかでの内閣改造ということになるわけですが、調整は順調に進んでいるのでしょうか。  (政治部・藤川みな代記者報告)  実はすでに入閣の打診を断られるなど、難しい調整が続いています。安倍総理大臣は公明党に対して、閣僚ポストを現在の1から2に増やす提案をしましたが、公明党は所属議員の数が少なく、国会の委員会対応などが難しくなるとして断っていたことが明らかになりました。そして、焦点は岸田外務大臣の処遇です。留任という見方が大勢ですが、岸田派からは「党の要職について来年の総裁選に備えてほしい」という声が上がっています。そうしたなか、総理大臣経験者は安倍総理に対して、「縁が遠い人を取り込んだほうがいい」とアドバイスしています。安倍総理と距離を置く野田聖子元総務会長や中谷元防衛大臣らを起用するかが焦点です。そして、最も悩ましいのが自民党内で約60人いる「入閣待望組」の扱いです。ベテランなのに閣僚経験がない「待望組」については、各派閥が安倍総理に売り込んでいます。しかし、初めて入閣する議員は失言やスキャンダルで政権の足を引っ張る可能性があります。政権幹部は「根掘り葉掘り集中的にたたかれる」として、起用には慎重姿勢を示しています。支持率低下に対する危機感などから、自民党内には「今回は仕方がない」という諦めムードも漂っています。