常温で保存OK 非常食になる豆腐? そのヒミツは…

04/25 18:49 更新

 豆腐の保存方法が大きく変わりそうだ。普段、豆腐は冷蔵庫で保存するが、今後は常温での保存が可能になりそうだ。つまり、冷蔵庫に入れなくてもOK。そして、賞味期限が半年以上伸びるかもしれない。  賞味期限がなんと半年。しかも、実はこの豆腐、賞味期限が長いだけでなく、常温でも保存ができるという優れものなのだ。それにしても、賞味期限が長く、常温で保存できる“スーパー豆腐”はどのように作っているのか。まずは、豆腐の原料となる大豆に水を加えてすり潰す。すり潰した大豆からおからを取り除き、豆腐の製造に必要な豆乳だけを抽出する。ここまでは、通常の豆腐と変わらない。抽出した豆乳が運ばれるのが、銀色のタンク。中には豆乳の他に、高温の蒸気が流れ込んでいた。内部温度は130度以上にも上るという。常温でも保存できる“スーパー豆腐”の秘密。それは、無菌の状態で豆腐の原料を作ることにあるという。さらに、容器にも長期保存を可能にする秘密があった。  さとの雪食品御殿場食品工場・上坂英二工場長:「中身の品質を長い間保持するため、空気と光を通さない特殊な紙パックを使っている」  こうした工夫で、保存料などを使わなくても豆腐を常温で長期間、保存ができるのだという。日本では豆腐の常温保存を認めていないが、厚生労働省は今後、基準を改正し、条件を満たした豆腐に対して常温での保存や販売を認める方向で検討している。