総額「確定報酬」と… ゴーン容疑者“過少記載”

12/18 11:46 更新

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が逮捕された事件で、有価証券報告書に記載していなかった分を含めた報酬の総額が押収された書面に「確定報酬」として記載され、ゴーン容疑者もサインしていたことが分かりました。  ゴーン容疑者は、有価証券報告書に報酬を少なく記載したとして逮捕・起訴されています。記載されていない額は約90億円で、この報酬は退任後のゴーン容疑者に支払うことで合意していたとみられます。その後の関係者への取材で、東京地検特捜部が押収した書面に有価証券報告書に記載していなかった分を含めた報酬の総額が「確定報酬」として記載されていたことが分かりました。この書面にはゴーン容疑者のサインもあったということです。ゴーン容疑者は取り調べに対し、「報酬は確定していない」と容疑を否認していますが、特捜部は報酬は確定していて、報告書に記載義務があったとみて調べています。